初心者 棒銀

棒銀戦法の狙いと組み方。単純なようでも破壊力抜群!

投稿日:

初心者には特におすすめとされている棒銀戦法。

その魅力は何といっても短手数で戦いを仕掛けることができる点にあります。

この記事では棒銀戦法の手順と狙い、指し方について説明していきます。

 

棒銀とはどんな形?

棒銀戦法とはその名が示すとおり銀を棒のように中段へ繰り出し、飛車と連携させ相手陣を打ち破ろうとする戦法です。

狙いは単純なのですが、相手が受け方を間違うと拍子抜けするほど簡単に相手陣を破ることができるのです。

 

戦い開始までの手順

まずは攻めの形ができるまでの手順を見ていきましょう。

▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7八金△3二金▲3八銀△6二銀▲2七銀△5二金▲2六銀△4一王▲1五銀(A)

Picture 1 of 14

銀が中段まで上がり棒銀の形となりましたが、実はこの局面ではすでに先手の有利がはっきり確定しています。

 

では仮に後手が飛車先を交換してきたとして、その後の展開を見ていきましょう。

△8六歩▲同歩△同飛▲8七歩△8二飛▲2四歩△同歩▲同銀

14

Picture 1 of 8

 

さてこの局面。放っておくと▲2三歩と打つことができますので、例えば角を逃がすために△3四歩とついてみます。

ここで先ほどと同じように▲2三歩と打ってしまうと今度は△4四角と出られて銀の行き場がなくなるため攻めは失敗となります。

そのため歩を打たずに▲2三銀成とします。

以下△同金▲同飛成と進めば、金銀交換ですし竜も作れたので攻めは成功と言えます。

 

銀取りに歩を突かれたら

では(A)の局面で△1四歩と銀取りに突かれたらどうしたら良いのでしょうか。

 

ここでは▲2六銀と引くのではなく当初の予定どおり▲2四歩と突く一手なのです。

一見銀をタダでとられてしまうので指しづらいかもしれませんが、その後の局面を見ればお分かりいただけるかと思います。

(A)図より△1四歩▲2四歩△1五歩▲2三歩成

19

Picture 1 of 3

 

銀は取られてしまいましたが、後手角は逃げても取られてしまいますし、金でと金を払ったとしても飛車で取ることができますので先手の攻めは成功と言えるでしょう。

 

まとめ

棒銀の特徴はこれまで見ていただいたとおり、短手数で戦いの形が作れるところです。

狙いは「飛車と銀で打ち破ろう」といたってシンプルなのですが、後手側の守りの駒数が少なければ簡単に破ることができます。

もちろん駒得をしたからといっても勝ち切るのはまだまだ難しいですし、棒銀の対処をしてきたら上図のように簡単にはいきません。

将棋にはいろいろな変化があるものですが、まずは棒銀で「攻める」という感覚を身につけてみてはいかがでしょうか。

-初心者, 棒銀

Copyright© ひよっこ将棋部 , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.