初心者 強くなる方法

「どっちが有利なの?」将棋で形勢判断をするための4つの材料

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ここでは、将棋での形勢判断の仕方を解説しています。

 

一般的に、点数が表示されるようなスポーツでは有利不利が見た目にもはっきりと分かるものですが、

将棋はそうではありません。

指していると「はたして自分は有利に進めているのだろうか?」と不安に感じる局面も出てくるかと思います。

そんなときに判断材料となるのが「駒の損得」「駒の動き」「玉の硬さ」「手番」の4つです。

これからこの4つを見てどのように判断していくのかを説明していきます。

 

形勢判断の材料1|駒の損得

 

こちらは見た目にも比較的分かりやすい項目です。

将棋では、並べ始めの局面をプラスマイナスゼロとして、駒を取ったり取られたりすることで駒の損得が発生します。

たとえば、相手に銀を取られた状態を「こちらは銀損している」や、

先手が後手の角を取っている局面では「先手角得」などと表現します。

 

ただ、複数の駒が関わってくると分かりづらくなってきます。

たとえば、先手が「角銀香」を、後手が「飛銀桂」を取っている局面。

パッと見でどちらが優勢かわかりませんよね。

そんなときは駒の価値を判断材料とします

 

一般的に駒の価値は「歩<香<桂<銀<金<角<飛」の順。

右に行くほど価値の高い駒ということになります。

これをもとに、こまの損得をみていきます。

「『大駒』と『銀・桂』の2枚交換は互角」「『金』と『桂・香』2枚交換は桂香が駒得」

などといわれていますが、慣れないうちは駒に点数をつけ、その局面で数値化してみるのも良いでしょう。

 

駒の点数の目安です。

1 3 4 5 6 8 10

 

先ほどの、先手が「角銀香」を、後手が「飛銀桂」を取っている局面を数値化すると

先手が16、後手が19となるので、後手が駒得している局面となりますね。

 

形勢判断の材料2|駒の働き

 

その局面で、それぞれの駒が本来持っている能力を発揮できているかどうかを見極めます。

 

例えば将棋では「遊び駒」という言葉があります。

これは、攻めにも守りにも参加していない駒のことをいうのですが、

駒の価値がいくら高くとも遊んでいるようでは、その局面での価値はゼロに等しくなります。

 

大駒が相手の駒によって抑え込まれるような展開では本来の価値より低いと見なければなりませんし、

例え歩のように価値の低い駒でも、相手の玉頭に激しく迫っているようでしたら本来の価値以上の働きをしていると判断します。

 

それぞれが本来持っている駒の価値に、

「プラス1・マイナス2」のように働き具合に応じて増やす・減らすなどし、

その総合得点で優劣を判断するというイメージとなります。

 

形勢判断の材料3|玉の固さ

 

周りに守り駒がなく玉1枚の状態ですと、いくら優勢に進めていたとしてもあっという間に詰んでしまうこともあるので、玉の固さも形勢判断する上では重視すべき項目です

大抵守り駒は金・銀ですのでそれらが玉の近くに配置されきちんと連携しているかを見ます。

 

また、大駒の付近は戦いが起こりやすくなるため「玉が飛車や角から離れているか」なども判断の材料となります。

 

形勢判断の材料4|手番

 

「形勢判断をするその局面からどちらが先に打つのか」も重要です。

当然、手番のあるほうがその局面から自分の望みどおりの手を打てますので、厳しい攻めの1手を放つこともできますし、がっちりと受けることもできます。

 

まとめ

 

価値観は人それぞれ違うものなので、同じ局面だとしても人により優劣の判断が異なることもありますが、

これら4つの項目を総合的に判断することで、形勢を大きく見誤ることはありません。

「自分が有利だな」と思えば、その有利を拡大していく指し方を「ちょっと不利かも」と思えば、局面を打開するため大胆な手を指してみると良いでしょう。

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