中級者 四間飛車

四間飛車 | 穴熊を組まれて負ける?そんなときは藤井システム!

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ここでは藤井システムについて解説しています。

四間飛車をある程度指しこなせるようになってきたけど、

「相手が居飛車穴熊を使ってきて負けてしまう・・・」「そろそろ序盤から自分から攻める激しい将棋が指してみたい」

そんな方におすすめしたい戦法が藤井システムです。

 

藤井システムはどういう戦法なのか

普通の四間飛車で居飛車と対戦する場合、居飛車に美濃囲いよりも固い穴熊や天守閣美濃を組まれてしまうと、四間飛車は不利になってしまいます。

藤井システムは四間飛車でも、それらの天守閣美濃や穴熊に対抗できるように考案された戦法のことです。

 

藤井システムの種類は2つある

藤井システムには天守閣美濃に対する「対左美濃藤井システム」と穴熊に対する「対穴熊藤井システム」の2つがあります。

それぞれの特徴を詳しく説明していきます。

 

対左美濃藤井システム

対左美濃藤井システムは、横からの攻めに非常に強い天守閣美濃に対して縦からの攻めを見据えていく戦法のことです。

振り飛車は横からの攻めを展開していくことが多いのですが、対左美濃藤井システムでは4三の銀と7三の桂馬から相手側の玉頭を狙っていきます。

ここで気をつけておいて欲しい点として、美濃囲いでは二段目に玉をおくことが多いですが、この戦法では玉は一段目に待機させます。

玉が二段目にいると、こちらが玉頭攻めをしたあとこちらの玉の守りが非常に薄くなり危険な状態に陥るからです。

そして6五の位置で歩が位を取ることも重要です。

六筋の位を取っておくことで、玉頭攻めの際に相手の金の囲いへの参加を防げます。

以上の点に気をつけて8四歩から相手の玉頭をせめていく戦法が対左美濃藤井システムとなります。

 

対穴熊藤井システム

対穴熊藤井システムは居玉のまま角で相手玉に睨みをきかせながら、自陣は美濃囲いの形から7三と桂馬を跳ねて、居飛車穴熊完成前までの中途半端な形に攻め込んでいく戦法となります。

ここで注意するポイントが2つあります。

  • 1つ目は、9八香と待ってから攻めることで相手玉の逃げ道を狭めて自陣の角の睨みをきかせること。
  • 2つ目は、8五桂と桂馬をはねて相手の角を狙いながら自陣の角のききを生かして攻めていくのが特徴です。

またこの戦法の優れている点は、相手がこちらの藤井システムを警戒して穴熊から戦法を変えても、従来の四間飛車の駒組に戻すことで対応することが可能です。

 

まとめ

今回は「対左美濃藤井システム」と「対穴熊藤井システム」についてお話しました。

従来の四間飛車とは違い序盤から積極的に相手に攻め込んでいけるのが藤井システムの面白さです。

指しこなせるのは発案者である藤井九段だけといわれるほど難しい戦法ですが、

「穴熊にはうんざりだ(ぶっ潰してやりたい)」

「振り飛車だけど自分から攻めて主導権を握りたい」

という方はぜひ試してください。

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