初心者 手筋

初心者が最初に覚えるべき基本手筋

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” 駒の動きがわかり、戦法を決め、定跡もある程度覚えてきた ”

そんな人が次に覚えるべきなのが「手筋」です。

手筋を使うと驚くほど多彩な攻めが可能になります。

今までどう攻めればいいのか分からなかった場面でも、手筋を手掛かりにして上手く攻めていけるようになりますよ。

でも、まずどの手筋を覚えればいいのか分かりにくいですよね。

そこで今回は手筋を全く知らない人向けに、最初に覚えるべき基本手筋をご紹介します。

 

「基本手筋」と「応用手筋」

まず、手筋には「基本手筋」と「応用手筋」に分けられるということを覚えておいてください。

基本手筋は非常に短手数のもので、駒単体でできるような手筋です。

応用手筋は手数が多く、複数の駒を使って基本手筋を組み合わせた実戦的な手筋です。

 

ですので、基本手筋を知っているかいないかで応用手筋の習得速度も断然変わってきます。

 

では基本手筋をみていきましょう。

歩を使った基本手筋

たたきの歩

たたきの歩は相手の駒にぶつけるように歩を打ち、強制的に動かす手筋です。

 

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ちなみに、歩に対して歩を打つことは”たたきの歩”とは言わず「合わせの歩」と言います。

手筋の流れは同じです。

 

垂れ歩

たれ歩は上から4段目に歩を打つ手筋です。

と金を作りたいときに使います。

 

継ぎ歩

歩を継いでいく手筋です。

分かりやすくいうと、たたきの歩の連続バージョンです。

下図のように大抵は”たれ歩”も併用します

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香車を使った基本手筋

田楽刺し

角や桂馬などの前に動けない駒の頭に打ちこむと、その駒かその後ろの駒、どちらかを必ず取ることができます。

事実上の両取りの手筋といえます。

 

二段香

香車を二つ縦に並べて攻める手筋です。

単純すぎて、これでいいの?と思うかもしれませんが、案外強力なんです。

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桂馬を使った基本手筋

ふんどしの桂

最も基本的な桂馬の手筋です。

簡単に両取りができます。

 

控えの桂

桂馬を打ちたいところに相手の駒があるときの手筋です。

文字通り一旦控えて、打てなかった地点を狙います。

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銀を使った基本手筋

割打ちの銀

斜め後ろを狙った両取りの手筋です。

銀と金を交換できます。

 

桂頭の銀

桂馬の頭に打つと桂馬の働きを完全に抑えられます

確実に桂馬をとることができるので、桂馬が必要なときにも使える手筋です。

 

 

金を使った基本手筋

頭金

玉の頭に金を打ち、詰ます手筋です。

 

腹金

玉の横に金を打ち、詰ます手筋です。

 

角を使った基本手筋

角の両取り

角と言えば両取りですね。

上図は王手飛車といい、「目から火の出る王手飛車」という格言があるほど強力な一手。

金と銀、桂馬と香車、などでも両取りは有効な手です。

角を持ったら常に狙っていきたいところ。

 

遠見の角

遠見の角とは、遠くから角で狙うこと

狙うのは主に守りの薄いところか、か、飛車です。

角の攻撃は受けるのがむずかしく、一気に相手陣が崩れることもあります。

 

飛車を使った基本手筋

十字飛車の両取り

飛車の中でもっとも知られている両取りの手筋です。

両取りに限らず、十字に働いている飛車を十字飛車とよびます。

 

下図のように3つの駒を取れる飛車はスーパー十字飛車と呼ばれることも。

ちなみにこれは羽生善治名人によって打たれた手です。

 

二枚飛車

終盤で玉を詰みにかかるときに使う手筋です。

”二枚飛車に追われる夢を見た”と、悪夢として扱われるほど強力です。

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さいごに

以上、初心者が覚えるべき基本手筋でした。

 

単純で簡単で、けっして高等なテクニックではないですが、これらひとつで一気に局面が有利になることもあります。

 

基本手筋の多くは1度の対局のなかで何度も使います。

どういった場面で、どの手筋が有効なのか、何度も試して基本手筋をものにしていきましょう。

 

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