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詰めろと必至の違い|それぞれかけられたらどう対応する?

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将棋の解説を見ていると「先手玉に詰めろがかかっていますね」などと聞くことがあります。

玉の危険度を表す似たような言葉に必至というものもありますが、将棋を覚えたての人にとってはなかなか区別がしにくい用語ですよね。

 

そこで今回は詰めろと必至の違いが完璧に理解できるように、

詰めろとはどういうものか」「必至とはどういうものか

を出来るだけ丁寧に説明していきます。

 

詰めろは詰みではない

詰めろとは、何もしなかったら玉が詰んでしまう状態のこと。

逆に言えば、何かすれば詰まない状態です。

 

具体例をあげますので、みていきましょう。

 

(局面A:後手番)

先手側:1三歩、1四角、2四桂(持ち駒はなし)

後手側:1一玉、2二桂、3三歩(持ち駒:金)

 

先手が後手の玉に迫っている局面です。

ピンチですが、△2一金と打てば、詰みを回避できます。

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しかし、もし放置していまうと、▲1二歩成や▲1二桂成と指して後手玉は詰みとなります。

 

このように、受け手側が対応しなければ次の手で詰まされてしまう状態が「詰めろ」です。

 

防ぐ手段がない場合は必至

詰めろもピンチですが、必至はさらにピンチな局面です。絶体絶命というやつです。

詰めろとの違いは、詰みを防げないということ。

 

先ほどの局面Aで先手の持ち駒に金があれば「必至」となりますので、みていきましょう。

先手の持ち駒に金がある場合、先ほどのように△2一金と打っても・・・

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▲1二金△同金▲同歩成で詰んでしまいます。

 

このほかの手段でも玉を守ることはできません。

 

このように、どうあがいても次に詰まされてしまう状態のことを必至といいます。

 

詰めろをかけられたときの対応

自玉に詰めろがかかっている場合やるべきことは下の2つの内のどちらかです。

 

・自玉の詰めろを解消する

・相手玉を即詰みに打ち取る

 

詰めろの瞬間に相手玉を詰ませてしまえばこちらの勝ちになります。

この時、一手でも相手に余裕を与えると負けますので、即詰み(王手の連続で詰ます)でなければいけません。

例えこちらから必至をかけたとしても1手足りません。

 

必至をかけられたときの対応

必至をかけられた場合は解消させることはできませんので「相手を即詰みに打ち取る」しか選択肢はありません。

即詰みの手順がなければ、その時点で負けとなります。

 

まとめ

以上、詰めろと必死の違いの説明でした。

ここまで読んだ方なら、もう簡単にこの二つを区別できるはずです。

さいごに今回の説明をまとめておきますので、おさらいにどうぞ。

詰めろは「うまく対処しないと次に詰まされてしまう状態」

⇒ 詰めろをかけられた場合は、まず即詰みできるかみて、できそうになければ自玉を守りましょう。

必至は「どんな手を指しても玉が助からない状態」

⇒ 必至をかけられた場合は、即詰みを仕掛けましょう。

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